新たなプラットフォーム構築で
社会と業界の課題解決
物流の進化が未来をつくる
コイズミ物流株式会社は、照明、家具、家電を中心としたグループ会社の物流を担う会社としてスタートした会社だ。『未来をつくるロジスティクスカンパニー』をテーマにノンアセット物流(提案型物流管理会社)として、現在はグループ案件に留まらず多種多様な業界の外販案件にも注力している。
「1棟の倉庫、1台のトラック、1人の荷役も自社で所有しないのがノンアセット物流です。私たちが提供するのは物流ノウハウと管理業務。お客様が求めるサービスレベルに合わせた協力会社を選択することにより、課題に対するレスポンスが早い、というメリットがありますが、その分、協力会社に対する目利きと高い調整力、信頼関係が求められます。」と梅本さんは語る。そこで活かされたのが物流の現場経験だ。梅本さん自身、現場で多くの協力会社と顔を合わせたことから、各協力会社の得意分野や荷扱いなどの特徴を把握している。また、状況によっては現場と距離ができてしまうノンアセット物流において、現場で起こることが予測しやすく、課題を素早く解決できるのが強みだという。
増え続ける物流ニーズと自動車運転業務の労働時間問題、さらにはSDGsへの取り組みなど、物流業界は大きな変革期を迎えている。梅本さんは、この課題への取り組みが物流業界のミッションだという。「例えばグループ案件と外販案件のコラボレーションです。別々に配送すると、当然ながらトラックも人もそれぞれ必要ですが、一緒に運べば配送の回数が減り、コストはもちろん、CO2排出量も低減できます。配送業務の人手不足とSDGs達成の両方に貢献できることになります。」
実際、首都圏ではグループ内とグループ外のお客様を組み合わせた電材プラットフォームを構築。高効率の物流は、お客様だけでなく運送会社からも好評価を得ているという。
「小泉産業グループは、売り手よし・買い手よし・世間よしの『三方よし』の精神を受け継いでいます。こうした取り組みは、まさにその精神を表すもの。首都圏の次は西日本ですね。」
「小泉産業グループは、売り手よし・買い手よし・世間よしの『三方よし』の精神を受け継いでいます。こうした取り組みは、まさにその精神を表すもの。首都圏の次は西日本ですね。」