O2家具事業
コイズミファニテック株式会社
PEOPLE O3 先輩紹介
徳尾野 仁 TOKUONO HITOSHI 事業本部 商品企画部
2012年入社 プロダクトデザイン職(開発職)
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入社のきっかけと
現在の仕事内容を
教えてください。

就職活動を始めた頃、漠然と「モノづくり」がしたいと考えていたのですが、活動を進める中で徐々に「家具のモノづくり」がしたいと明確に思うようになったのを覚えています。納得できる企業との出会いを求める中、出会ったのがコイズミファニテックでした。最初は選考を受けた中の1社でしかなかったのですが、話を聞くうちに興味が決意に変わっていましたね。特に、面接で当時の開発部長からの一言「開発業務を最初から最後まで、すべてやってもらうことになります」が、1番の決め手になりました。開発業務の一部だけを担当するのではなく、製品が完成する最後まで見届けられることは、開発者としてとても嬉しい環境であると思ったからです。自身のスキルアップにも繋がると考えましたし、今思い返しても、その時の判断は間違っていなかったと思っています。
現在の仕事は、企画業務をはじめ、初回ロットの生産立ち合いまでを一貫して担当しています。
具体的には、最初にお客様のニーズ・現状製品の課題を抽出し、それらを解決するアイデア出しを行います。次に、そのアイデアを3D-CADや図面・イラストにて企画書にまとめてプレゼンを行い、企画の承認を得ます。承認が得られたら、試作を繰り返しながら製品の性能・意匠をブラッシュアップして、製品を完成させています。最終的には海外工場に生産を依頼することになるのですが、工場とは密に連絡を取り合って製造手法や納期についてしっかり話し合い、より良い製品づくりに努めています。
プロダクトデザイン職の面白さは、自分で考えたモノが形になることも1つですが、他では味わえない楽しさがコイズミファニテックにはあります。それは、製造現場と一緒になって課題を解決することです。木工製品でも製造上の規制は多岐にわたるのですが、それらを1つずつ解決し、理想とする機能・意匠を実現しながら、製造現場の知識を増やし、ますます実力も付けられると思っています。もちろん解決できない課題に直面することもありますが、その状況でも最良の選択をするという過程が、私のやりがいですね。

心に残っているエピソードを
教えてください。

入社わずか3年目にして、中国のメインとなる生産工場の主担当となった時のことです。工場で生産開始となったタイミングで、やり取りをスムーズにするためとトラブルにすぐに対応できるようにするため、中国に1ヶ月滞在することになりました。その1ヶ月間は、日中は工場でトラブル対応や商談を行い、工場の稼働が終わってからは生産に必要な資料を作るという本当に忙しい日々でした。
当時の私は、現在のように業務を円滑に進める術もなかったので、とにかく「自分の力で乗り切るんだ!」と必死で目の前の業務を遂行する、それだけに一生懸命でした。その経験で多くの学びがあり、自分が担当する仕事では、まず周囲の状況把握を徹底するようになりましたね。特に、工場には円滑に動いていただけるようにインプットを適宜行い、工場を停止させないことを意識しています。また、大変なことがあっても、「あの時に乗り越えられたんだから、なんとかなる!」と自分に言い聞かせて踏ん張れば、大抵のことはクリアできています。
当時の乗り越えた経験が自分の糧になっていますので、何事にも立ち向かっていける自信にもなっていますね。

未来への展望

Message

目標は、コイズミファニテックの製品の中で、代表と呼べる製品を開発することです。また、木製品だけでなく鉄・樹脂に対する理解ももっと深めて、多角的なプロダクトデザイン・開発ができる人材になりたいです。
夢は、製品を開発する過程で常に意識している“生活に良い変化をもたらす”を実現した家具のデザイン・設計をすることです。「生活スタイルに良い変化をもたらして生活に欠かせないモノになって欲しい」、そんな家具のデザイン・設計を実現したいので常に精励しています。ゆくゆくは「会社を引っ張るような人材に!」と考えていますが、プロダクトデザイン職が好きなので、そこを起点に会社を支える人材になりたいと考えています。

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